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点検・整備内容［一例］

• クーラント（エンジン冷却水LLC）

  クーラントを交換・補充しないと、防錆・凍結防止能力の低下により、ラジエーターや冷却水通路のつまり・水漏れによるオーバーヒート、凍結による部品破損の原因となります。

• エンジンオイル

  古いまま使い続けると、オイルが劣化し、潤滑・冷却・清浄・防錆・密封作業が低下。エンジン各部を痛め、異音・エンジン不調・焼きつき・オーバーヒートなどの原因になります。

• エアーエレメント

  交換せずに使い続けると、エンジンが吸い込んだ空気の汚れを取るフィルターが目詰まりし、エンジンの性能が悪くなったり、出力の低下・燃費や排気ガスの悪化を引き起こします。

• オイルエレメント

  交換せずに使い続けると、オイルの汚れを取るフィルターが目詰まりします。ろ過されていないオイルが各部へ送られると、エンジン内の汚れがひどくなり、エンジン故障のリスクも高まります。

• ランプ（電球）

  スモール・ストップ・ウィンカー・テールランプなどがあります。交換・整備をしないと、電球の劣化、球切れにより、照明や合図などそれぞれの役割ができないため、事故に繋がります。

• デフオイル（ディファレンシャルギアオイル）

  交換せずに使い続けると、オイルの汚れ、劣化により、ディファレンシャルギアの歯車やベアリングが傷み、異音や振動を発するなど走行に支障が出ます。燃費も悪くなります。

• スパークプラグ

  定期的に交換をしないと、電極の消耗により火花が飛びにくくなりエンジンの調子が悪くなったり、出力・加速の低下、燃費の悪化に繋がります。さらにはエンジンがかからなくなることも。

• バッテリー交換

  バッテリーは使用期間が長くなるにつれ内部が劣化します。寿命や充電不足によりバッテリーが上がり、エンジンがかからなくなったり、走行中にエンジンが止まることも考えられます。

• ブレーキオイル

  定期的に交換をしないと、オイルの吸湿・劣化により、ブレーキの効きが遅くなったり、部品内部に錆つきが発生します。ブレーキを多用した時に、突然ブレーキが効かなくなることも。

• オートマオイル（ATF・CVTF）

  オイルの劣化・汚れにより、発進や加速の性能が低下。変速ショック・滑り・走行不良・燃費の悪化などの症状が発生します。定期的にオイル汚れを確認し、状態によっては交換しましょう。

• バッテリーチェック

  突然バッテリーが上がってしまい、エンジンがかからなくなってしまいます。定期的な交換・整備が必要です。

• ファンベルト

  交換・整備をしないと、ゴムの消耗・劣化により張りが緩み、エンジンから「キーキー」「キュルキュル」と異音が生じます。ベルトが切れると、オーバーヒートやバッテリー上がりを起こすので要注意です。

• ブレーキマスターシリンダー

  定期的に交換をしないと、シリンダー内の錆や腐食でブレーキペダルの踏み代が深くなり、ブレーキの効きが悪くなります。最悪の場合、オイル漏れを起こし、ブレーキが効かなくなります。

• タイミングベルト

  ゴムが劣化して切れると、走行中に急にエンストしてエンジンがかからなくなります。エンジン内でピストンとバルブがぶつかり大きく損傷し、高額な修理代になります。

• タイヤローテーション

  前後のタイヤは消耗の仕方が違うため、そのまま使い続けると、4本のタイヤを均等に使えなくなります。タイヤのトレッド（地面と接する部分）の摩耗を均一にするために、装着する位置を入れ換えましょう。

• ブレーキシュー

  残量が少なくなるとブレーキの効きが悪くなり、使用限度を切るとブレーキドラムまで傷め、ブレーキが効かなくなります。重大なトラブルを起こさないためにも、早めの交換がお勧めです。

• エアコンフィルター

  交換・整備をしないと、フィルターが詰まり、クーラー・ヒーターの風量が落ちて効きが悪くなったり、嫌な臭いの原因になります。ファンモーターが故障する原因にもなります。

• ブレーキパッド

  残量が少なくなるとブレーキの効きが悪くなり、使用限度を切るとブレーキローターまで傷め、ブレーキが効かなくなります。重大なトラブルを起こさないためにも、早めの交換がお勧めです。

• ドライブシャフトブーツ

  ブーツが破れていると、ドライブシャフトの継ぎ手がグリス切れで摩耗し傷み、曲がる時に「カラカラ」という異音や振動が生じ、走行に支障が出ます。ひび割れは放置せず、早めに交換をしましょう。

• ステアリングラックブーツ

  ブーツが破れていると、ステアリングラックのパッキン・軸が傷み、オイル漏れによりハンドルが重くなったり、ハンドルを切ると異音が発生したりします。ひび割れは放置せず、早めに交換をしましょう。

• タイロッドエンドブーツ

  ブーツが破れていると、内部のホール継ぎ手がグリス切れで摩擦し傷み、ガタが生じて前タイヤがふらつき走りにくくなります。ひび割れは放置せず、早めに交換をしましょう。

• ブレーキクリーニング

  定期的にメンテナンスをしないと、汚れや錆・潤滑グリス切れにより、ブレーキ部品の動きが悪くなります。ブレーキの効きの低下・片効き・引きずり・異音が発生することもあります。

• ブレーキディスクキャリパー

  交換・整備をしないと、シリンダー内やスライドの錆や腐食で動きが悪くなり、ブレーキの片効き・引きずりが発生したり、ブレーキオイルの漏れによりブレーキが効かなくなります。

• ブレーキホイールシリンダー

         

  ブレーキオイルが漏れるとシリンダー内の動きに影響があり、定期的な整備・点検が必要です。ブレーキの不具合が起きる原因になります。

• ブレーキホース

  交換・整備をしないと、ホースゴムの劣化によりひび割れが生じてブレーキオイルが漏れ、ブレーキの効きが低下します。最悪の場合、ブレーキが効かなくなるので、ひび割れは放置せず、早めに交換をしましょう。

• ワイパーゴム・ブレード

  ワイパーゴムやブレードが消耗・劣化すると、作動時にビビり音（引っかかる音）や異音が出るだけでなく、拭き残し・ムラが発生し雨天時の視界が悪くなります。

• 発煙筒

  定期的に交換をしないと、湿気により着火しなかったり、燃焼時間が短くなったりして、緊急時に周りに危険を知らせることができません。2次的な事故（二次災害）に繋がる可能性があります。